無垢一枚板の手作り家具(創作家具)にこだわり続けるつづや工房です。ダイニングテーブルや座卓等もおまかせ下さい。
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2003年12月31日
いよいよ2003年も終わりですね。つづや工房にとってはHPを開設するという新しい取り組みの年になりました。
カウンタも順調に伸び続け、多数のお客様からお問い合わせも頂きました。お客様に恵まれ、まさに感謝の年
でした。

来年は更なる飛躍の年にしたいと思います。来年もつづや工房をよろしくお願いします。
 
2003年12月24日
「もの」が無い良さを感じる事があります。

我々「もの」を作る人間が。「もの」が無い良さを感じると言うとおかしな話になるかもしれませんが、
今の日本社会は「もの」があまりにもありすぎて心が荒むような所があると思うのです。

以前、波照間島という小さな島で20日間ほど暮らした事があります。そこは信号機がひとつもなくて、
店らしい店と言えば村営の雑貨屋があるだけ、服や食料品は船で取り寄せ…という、まさに海と空だけの
世界でした。(公衆電話を見つけてびっくりしました。)

しかし、住んでみて慣れてくるとすごく居心地がいいんですね。「もの」は無いけれども時間の流れがゆっくりに
なったような気がして、今までの慌しい生活の中で感じられなかったものが、感じられるような爽快感がありました。

…と言っても、こちらに帰ればまた元の生活に戻ってしまいます。もう一度、「もの」が無い生活をしてみたい…と、
つくづく感じるこの頃です。
 
2003年12月21日  
工房の前に「ヤマボウシ」という木を植えてもらいました。楠の木を植えようと
頼みに行ったのですが、逆にこれを勧められてしまいました。

頼んだのが夏頃でしたがちっとも来ませんでしたので、もしかして忘れたかな?
と思いながら、半分あきらめていました。そうしたら、昨日突然電話があって、
明日持って行くという話でした。

お願いした植木屋さんは79歳(!)です。力仕事は息子さんがやってましたが、
木の植える向きとか肥料とか色々な指示をテキパキと出していました。
あの年で仕事ができるなんてうらやましいですね。

「もう忘れていたのかと思っていた」と話したら、「木に水があがってないから
今がええんや」という返事でした。
垢材を使用した「こだわりの手作り家具」を提供するつづや工房を覗き見
 
2003年12月15日
あるお客様から「つづや工房」の名前の由来について尋ねられました。

「つづや」というのは元は地名です。美濃加茂市三和町ツヅヤという所があって、ホタルの名所になっています。
(今でもイノシシやサルが出るようです。)

そこに2年くらい住んで、竹細工と農業ができないかと模索した事がありました。
結局ダメで可児に帰ってきたのですが、せめて名前だけはと「つづや」を使わせてもらいました。

今から思えば考え方も甘くて全然現実的ではなかったのですが、仲間とホタルを見ながら川端で飲んだり、
家の中の囲炉裏で料理をして食事した事を今でも鮮明に思い出します。
 
2003年12月11日  
作家さん紹介シリーズ 第3回

「陶芸家 佐藤和次氏」 (早蕨窯(さわらびがま):岐阜県多治見市)

多治見市長瀬町の高台で早蕨窯(さわらびがま)を開き、
作陶活動をしている佐藤和次さん。

佐藤さんの名前、作風はもうご存知の方も多いと思いますが、
織部を中心とした蟹文の小皿や鉢、徳利等が主な作品です。
一見怖そうですが、話してみると心の大きなやさしい人です。
つづや工房では、木の板に陶板を埋め込むパターンの飾りイス、
酒卓、テーブル等を共同制作させて頂きました。
早蕨窯(さわらびがま) 佐藤和次
 
2003年12月10日
先日、賽銭箱の話を書きましたが、「賽銭」という字は知り合いの看板屋さんに書いてもらいました。
直接、箱に筆で書く…という事だったのですが、この場合「もし失敗したら…」というプレッシャーが書く人には
当然かかるはずです。最近の看板は切り文字を貼り付ける方法が主流で、漢字を手書きする人が少ない
らしいのですがこの人は健在でした。

さすがはプロで、前回の写真のようにできあがりました。ちなみに、この人は沖縄の宮古島出身です。
(関係ないか?)
 
2003年12月8日  
近くの弘法堂で賽銭箱が盗まれました。以前にも稲荷様の賽銭箱が
2回盗まれました。(盗られる度に工房に注文が来るのでわかります。)

実の所、中に入っている賽銭より賽銭箱の方が高いんです。
最初は神様の事だし、何かご利益があるかもしれない(?)と、
無料で作って奉納していましたが、これだけ度々では…と
安くして請求書を書くようになりました。

いったいどんな人が盗むのでしょうね?罰当たりな人も居るものです。
でも、今回は賽銭箱を持ち上げるとベルがなるように作ってありますから
止めたほうがいいですよ!(写真は制作中の賽銭箱です。)
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2003年12月4日  
子供の結婚式のために沖縄の恩納村へ行ってきました。
台風の心配をしたり、海ぶどうという海草を食べて喜んだり、
いろいろありましたが、式を無事済ませて帰ってきました。

留守の工房では、つづや工房のお客さんが自分の注文した
テーブルをみがいて塗装までしてくれました。こんな事ができるのは、
お客様のOさんが自分の家をログハウスにするほど木に愛着があり、
床の塗装も無公害のオイルを自分で塗装するほど、知識と技術が
あったからです。安心してお任せできます。

結果は、もう天板などは「これでもか!」というほどみがいてから
オイルが塗ってあって、我々にも出来ないほどきれいな仕上がりです。
今度からオイル仕上げはOさんに全部頼みたいぐらいの出来栄え
でした。
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2003年12月3日  
アマチという女性がいます。思想はさておいても、この人の表情、体から発散する
包容力には惹かれます。何もかも包みこんで、癒してくれるようなこの人の写真を
見ていると、海のような心の広さを感じ、思わず胸の中に飛び込みたくなります。

木でものを作る時、特に何百年も生きてきた一枚板を加工する時は思わず
手を合わせ、拝みたくなります。風雨にさらされ季節をきざんだ何百という年輪、
木はその間何も言わず黙々と生きてきたわけです。

我々が木をそばに置くと心がなごむのは、長い時の流れを包みこんでいるからかも
知れません。我々木工屋はそれを切って、傷つけているわけだから、やはり拝みたく
なります。
アマチ
 
2003年11月27日  
フィッパトリック神父という神父さんを知っていますか?
フィッパトリック神父さんは日本に40数年間住み、つづや工房の
位置する可児市の隣、美濃加茂市に23年間住んでいた方です。
去年、カナダでお亡くなりになりました。(ご冥福をお祈り致します。)

この仕事を始めるにあたって、フィリピンへ竹細工を習いに行った時
色々な相談にのって頂きましたが、今でも思い出すのはタクアン漬けが
苦手だった事と「個人が強くなれば国もよくなる」と言う言葉です。

フィッパトリック神父さんの記念碑が美濃加茂のカトリック教会に出来る
という手紙を頂きました。是非、見に行きたいと思います。
フィッパトリック神父
 
2003年11月26日  
毎年年末になると、越前海岸の水仙を切って分けてくれる知り合いの
おばあさんが居ます。そのおばあさんから「今年は水仙の花が咲くのが
早いから取りに来ないか」という電話がありました。

そこで、早速越前海岸まで行ってきました 帰りの車の中は水仙のいい
匂いでいっぱい…と、そこまではよかったのですが、途中で車が故障、
そして高速道路の大渋滞…とたいへんな一日でした。
越前海岸の水仙
 
2003年11月23日
栗のベンチを何年か振りに作りました。わざと節のある所を使い、仕上げも製材した時の鋸跡を残すと言う、
きれいさより自然さを求めるようなものです。

完成してビールを飲みながら眺めていたら、無償に座りたくなって、置く所があれば置いて使いたいような
愛着が出てきました。

量産品は図面からものを作りますが、我々のような小さな工房ではひとつひとつ違うものができます。
これも小さな工房の良さのひとつかも知れません。
 
2003年11月22日  
工房の裏手にあたるところに木曽川が流れています。
子供の頃、泳いだり魚を捕ったりして遊んだ所ですが、
今の子供達にとっては危険地域になるみたいです。

時代の流れとはいえさみしい事です。ただ、川も変わりました。
砂山が無くなり、水が汚くなり、堤防が出来ました。

川がくらしの中から少し遠ざかったような気がします。
木曽川
 
2003年11月20日
時々、外に積んである材料の積み替えをします。いつも切れ端を捨てきれずに残しておくので、たまに決断をして
整頓をすると、軽トラに一杯分のいらない材料が出てきます。これは風呂の湯を沸かすのに近所の人にもらって
頂く事にしています。
 
2003年11月19日
今年は海釣りなかなか行けないので、アオリイカの顔も見ないで済んでしまいそうです。
例年なら仕事を済ましてから夜中の21号線をとばして日本海へ向かうのですが、今年はその元気がありません。
(釣れないせいもあるんですが…。)

気休めに以前、沖縄で釣ったバラクーダの魚拓を工房の壁に貼りました。このバラクーダは128cmあって、
沖縄の民宿の奥さんに木綿の布をもらって、なんとか魚拓をとったのですが、汚れたので先日洗濯しました。
そしたら、なんと一割以上縮んでしまいました…。気付いた時には後の祭りです。

だから、興味を持って見てくれる人には「ホントウハデスネー」の解説付きです。
 
2003年11月18日  
陶芸家のSさんから、「飾りイスに枝を付けてフクロウをとまらせたい。」と言う
注文が入りました。枝か…と簡単に考えていざ作り始めてみると、自然のように
枝を作るというのは非常に大変な事だと思い知らされました。アレコレ考える
だけでちっとも手が進みません。

枝の付け根をみると 風や自身の重みに耐えられるように、太くなってから
木につながっています。天板等では木目が枝の方に流れています。枝の出る
角度も問題です。

…と言う事で。結局自然のようには出来ないとあきらめて、板の裏に穴を
彫って、そこから出すようにしました。
飾りイス
 
2003年11月12日  
お客さんとテーブルの材料を見に行き、材料を買ってきた次の日から
猛烈な歯茎の痛みで2日間仕事を休んでしまいました。夜も眠れず、
何も食べられず、ズキズキする痛みで気も滅入ってしまい、痛み止めの
薬だけが頼りでした。

今日やっと歯医者さんに行って治療してもらいました。(歯周病という
診断でした。)やっと痛みもとれ、一息ついています。

工房には買ってきた板が加工を待っています。
遅れを取り戻さなければ…。
栃の一枚板
 
2003年11月11日
最近は行けないのですが、以前に沖縄の離島に釣りに通っていました。長い時は1ヶ月くらい釣りだけをして
過ごした事もあります。黒潮のあたる珊瑚礁の岩場から、グルクンという生きた魚をエサにして大物をねらう釣りは
危険だけれども迫力があります。

アホな釣人の自慢話になりますが、今までの最大は128cmのバラクーダです。今でも向こうの民宿の玄関に
写真が飾ってあって、なんとなく気分がいいですがその魚は結局かまぼこの材料になりました。

今は以前のように大きさを競うような釣りはやめて、食べるための魚しか釣らない事にしています。
 
2003年11月8日
孫の蓮ちゃんを連れて配達に行きました。

朝早く、新しくテーブルの注文を受けたお客さんと一緒に岐阜市まで材料の一枚板を見に行き、
その足で東海北陸道を荘川インターまで行って、目的地の荘川高原へ向かいました。
山の家に置くサイドテーブルの納品です。

蓮ちゃんは車に疲れたのか最初はおとなしく寝ていましたが、起きて活動しだすともう大変です。
なんにでも触りたいし、口に入れてしまうし、いつも面倒を見ている母さんは大変だなと実感しました。

残念ながら紅葉には遅すぎて、木の葉の落ちた山の木を見ながら帰ってきました。
 
2003年11月7日  
友人のSさんが各務原市の狭間不動で店を出しているのですが、
そこでヘチマの苗を買ってきました。

鉢植えではやせるかなと思いながら大き目の鉢に植えておいた所、
花が咲いて実もつけました。あの鉢の中の土にこんなエネルギーが
あったのかとびっくりしましたが、よく考えたら違いますね。植物は
太陽や水などからエネルギーを吸収して育つんですよね。

しかし、自然の力というものはすごいですね。神秘的でも有り、
言葉では表せない力を感じさせます。
ヘチマ
 
2003年11月5日  
第3回作家の手仕事展もいよいよ今日が最終日です。

展示会を工房で開催すると、場所的にも雰囲気的にもなかなか作る
作業に集中できません。なんとか気合を入れて取り掛かってみても、
日頃しないようなミスをしてしまいます。

そんなわけで今日は工房の周りをぶらついていたら、フヨウの花が咲いて
いました。恵那に植木さんがあるのですが、そこは「日本の木でうちに
ないものはない」と豪語するほど、いろんな木の苗をそろえています。

このフヨウは、そこで栃やシオジ、栓の木と一緒に買ってきた花ですが、
正式には酔芙蓉(すいふよう)という名前です。お酒に酔うように色が
変わる花という事でこの名前がついたようですが、確かに朝は白、
夕方はピンクというように花の色が変化します。非常に美しく、面白い
花です。
酔芙蓉
 
2003年11月4日
10/30より 第3回作家の手仕事展 をつづや工房2階にて開催しております。今日までに大変たくさんの方に
ご来場頂きました。ホームページを見てわざわざ来てくれた方もいました。こういった新しい出会いは嬉しいですね。

展示会の準備は結構大変なのですが、これだけたくさんの方に来て頂けると又、頑張ろうという気になります。
明日まで開催しておりますので、まだの方は是非ご来場ください。女性の方は古布の洋服、帽子等を目当てに
来る方が多いようです。
 
2003年10月30日
工房を始めた頃は仕上げは拭き漆(うるし)が一番!と、出来るだけ拭き漆を使うようにしていましたが、
漆は手間暇がかかる上、かぶれや色の問題もあります。そこである時期からオイル仕上げにしました。
ウレタンも使いましたが、今は植物性で無公害の「オスモオイル」というオイルを使うようにしています。

確かに漆塗装は強くて木を長持ちさせる事が出来ます。できることなら拭き漆で仕上げたいと思うのですが、
先日お伺いしたお宅でびっくりする事がありました。10年以上前にテーブル、電話台などすべてヒノキ材で
作って納めたお宅なのですが、ヒノキがあめ色になってすごい味が出ているのです。

そのお宅は主人と奥さんの希望で無塗装の白木で納品しました。ヒノキの良さもありますが、きっとあれだけ
味がでるのには、奥さんが非常にこまめに手入れをされたんだなと思います。

一番良い塗料は愛情(愛着)なのかもしれません。
 
2003年10月25日  
大垣の技能専門校の生徒さんが工房を見学に来ました。
2歳の子供さんと奥さんも一緒です。ホームページの家具検索サイトから
見てきたそうです。

思わず昔を思い出しました。自分もあんな時代があったんだ…と思いながら。
がんばってと言いたいですね。子供のためにも。

自分にも蓮ちゃんという孫がいます。最近、蓮のために木のおもちゃや
イスを作りたい気分になってます。ジジバカです。^_^;

展示会が終わったら半端材を使って、積み木を作ってあげたいと思います。
技能専門校生徒さんの息子さん
 
2003年10月22日  
展示会まであと一週間。最後の追い込みでローテーブルの制作に
今日から入りました。巾106cm×長さ2m×厚み5.5cmという、
見ただけで腰の痛くなるような大きさの栃の一枚板を加工します。

子供用のおもちゃも作りたいし、一人用のテーブルも作りたい、
円テーブルも作りたい…と、作りたいものはたくさんあるのですが、
結局出来そうなのはこのテーブルだけになりそうです。

板の仕上げは済んでいますので、あとは反り止めを入れて、脚は
風洞木の半割りで作ろうと考えています。細かいデザインははっきり
決めずにとりあえず着工しました。

注文品以外のテーブルの場合、木を見ながら、創作しながら
作れますので、板をひっくり返すような作業以外は楽しく、
夢中になれる仕事です。
ローテーブル
 
2003年10月21日
アオリイカが釣れる季節になりました。暇を作って日本海へ出かけるのですが、去年の後半からスランプ?なのか、
なかなか数が釣れません。釣り場で隣の釣人は釣れてこちらはダメという時もありますので、仕掛けが悪いのかも
しれません。

ヤエンという仕掛けは良くあたりがあるみたいだから、それに変えれば釣れるかもしれないのですが、なぜか変える
気持ちにならないのです。意地と頑固さと保守性がそうさせるんだと自分でも思っていますが、それを変えると
自分の釣りの楽しみがひとつ無くなる様な気がするのです。

海を見て潮風にあたってのんびり過ごすのも釣りの楽しみのうちだから…と、隣の釣り人が釣るのを眺めています。
 
2003年10月17日
午後から野外に積んである栗材の積み替えをしました。この材は長さ3mあるので、持つのが非常に大変です。
3mのテーブルは作らないので2mに切って立てかけたのですが、厚さ5cm×巾40cm×長さ3mの板を持つのは
かなりの重労働です。

いい加減嫌になって休んでいたらナカノ商店さんが来ました。ナカノ商店さんは、高級刃物を車に積んで
木工関係の作業所などを回っている刃物屋さんです。カンナでも十数万もするのがあってなかなか買えない
のですが、以前ヤリガンナを買った事があります。そのカンナはいまだに使わずに桐の箱に眠っていますが…。
 
2003年10月16日
このホームページの更新、管理をお願いしているのはTさんというコンピュータのプロですが、
結構頑張る人で、この日記欄はこまめに更新した方がいいと言ってきます。

今まで日記など小学生の時3日くらいしかつけたことのない人間なのですが、それがある日突然、
こまめに日記を付け始める事になってしまいました。これはテーブルを作るより難しい…というか、
こまめな努力が必要です。おまけにこの日記は人に読まれる事が確実です。

つづや工房の日記なので、酒の話とか、旅の話とか、遊びの事は書きにくいのですが、これからは
こういう話も少しずつ出していきたいと思います。機会がありましたら海釣りの話なんかもしたいと思います。
 
2003年10月15日  
近所の焼肉屋さんの石の器(石焼ビビンバの器)の台、要するに
鍋敷を作る事になりました。量産の市販品は割れやすいという事で、
こちらに注文がきたようです。

ナベシキ?と一瞬とまどいましたが、丁度マキ材の板があったので
受けて作る事にしました。

12月4日新装オープンの焼肉「焼楽」です。ビビンバを食べた方は
木の台も見てね。(右の写真は加工中の板なので、まだ手かけが
ついていません。)
鍋敷
 
2003年10月14日
Iさんに頼まれたテーブルは材料もIさんが用意しました。でも、それは割れがあるケヤキの板でした。
やはり作り手として割れは避けて作りたいものです。大きい板を取りたい時は割れた部分も使いますが、
その場合は割れ止めを入れてからすき間をうめて仕上げます。

栗やケヤキは大きな割れが入りますが栃は少ないようです。輪切りにした板はかならずといっていいほど
割れが入ります。たまに盆栽や鉢花の台として輪切りの板を買ってもらう時は「割れますよ」と言って
使ってもらっています。

輪切りの板も中心に穴をあけると割れない時があります。立ち木の時に中心が朽ちた空洞木は割れていない
場合もあります。逆に板目で挽いても心の部分が入っていると割れてきます。

だから大工さんは柱を加工する時、最初から鋸で心まで届く溝を入れておきます。(背割りと言います。)
割れに関するミニ知識でした。
 
2003年10月13日
Iさんが孫に送るというテーブルを作っています。材料はケヤキの輪切りで、Iさんが台として使っていた
直径70cmほどの板です。それに3本の足を付けるのですが、関東に運送するため取り外しができるように
金具を使ってネジ式にしました。

ケヤキの板は割れていたので蝶型のちぎりを入れたのですが、みがいて塗装すると台がテーブルらしく変わりました。
これが無垢の板の良さです。
 
2003年10月12日
今日は自分ものんびりしようと孫の蓮ちゃんを連れてサルがいるモンキーパークへ行きました。
まだ1才になっていない蓮はあまりわからないみたいでしたが、それでもお化け屋敷に入った時は
あの暗闇が怖いのか必死にしがみついてきました。

芝生の上でお弁当を食べてから帰ってきましたが、つづや工房はモンキーパーク、昭和村、明治村、
リトルワールド… どこも30分以内で行ける距離にあります。孫にとっては良い環境のようです。
 
2003年10月11日
工房の周りにモグラが住みついています。朝、シャッターを開けると土が盛り上がっているから、
活動していると一目でわかります。

モグラはミミズなどを食べて生きています。ミミズがいるという事は土が生きているという事ですので、
これはいい事です。別に野菜を作っているわけではありませんが、特にモグラの事は気にしていませんでした。

しかし、芝生を植えてから気になり始めました。芝生の芝の上に土を盛られるのです。
それが嫌で追い払う事にしたのですが、これがなかなかうまくいきません。
(誰かいい方法を知っていたら教えて下さい。)

最初、穴に石を詰めてみたのですが、モグラ叩きのおもちゃみたいに別な所に土を盛ってしまいます。
次に水攻めしてみました。ホースを穴にいれて水を入れたのですが、20分ぐらい入れても満タンになりません。
いったいどこに水が行っているのか?ひょっとしたら工房の建物の基礎の辺りに入っているかもしれないと思い、
水攻めは止めてしまいましたが、明日また土盛りが出来ていたらモグラの勝ちです。
 
2003年10月9日  
秋になるのが早いなと思う今日この頃です。

工房では久しぶりにケヤキの座卓をつくっています。
昼間は何かと落ち着かないので、朝早くまだ火星がまだ光っている頃に
工房に入るのですが、ついこの間まで半袖のシャツを着ていたのが
信じられないくらいの寒さです。

秋を身をもって感じています。この分だと冬が来るのも早そうです。

ケヤキのテーブルは脚に丸太の半割りのようなかたまりを使い、
それに板のそり止めを落としこむという作りです。右の写真がまさに
そり止めを入れる所です。
ケヤキの座卓
2003年10月7日  
作家さん紹介シリーズ 第2回

「竹細工作家 郷戸進氏」 (郡上魚籠::岐阜県白鳥町)

白鳥町で竹細工をしている郷戸進さん。 20歳で始めて40数年、
郡上魚籠(ビク)という川釣り用のかごを作り続けています。

何千、何万と同じものを作ってきたその技は用の域を超えて
美を感じさせます。花生けとして壁などにも飾れる魚籠(竹細工の籠)
です。

注文すると昔から伝わる「米アゲかご」や、「いもふりかご」、
「あじろ編みのかご」なども作って頂けるようです。
竹細工作家 郷戸進

郡上魚籠
 
2003年10月4日
滋賀の長浜へ行ってきました。アートイン長浜 AIN です。

もの作りをする人がたくさん集まり作品を販売する、祭りのようなイベントです。
価格も安くしてあるようで思わず欲しくなるようなガラスの器や、石に絵を描いた飾り等々
見ていて楽しい作品が日本全国から集まっていました。

ものとは別に長浜へ行く度に買って来るのが食の方。長浜の商店街の中に「とくだ」という佃煮屋さんがあって、
鮎やシジミの佃煮を作っています。おじいさんが作っておばあさんが売っているみたいで、これがなんとも微笑ましい
というか、夫婦の見本みたいに見えて「ああーうちも見習いたいなー。」と思ってしまいます。

味の方もやわらかくておいしい佃煮です。是非おすすめです。
 
2003年10月2日  
I様宅のちゃぶ台が完成しました。栃の一枚板を使った
450mm×900mmの折りたたみ式の脚のテーブルです。

現在使っているテーブルの横に置いて使い、 いらない時は
片づける事ができるようにという事でしたので、1台かな?と
思っていたら4台のご注文でした。板の在庫を心配して思わず
あわててしまいました。

金具を使わないで木だけで脚も固定しなくてはいけないので、
最後まで脚がしっかり固定できるか心配でしたが、組んでみると
意外と強く出来上がりました。(脚には6cm角の材料を使用しました。)
折りたたみ式の脚のテーブル
 
2003年9月30日
物を創作する場合、できるなら静かで空気がよくて林の中か川のほとりのような所がいい…
と望むのは創作家の共通の思いではないでしょうか?

私はたとえ物を作らなくても、いつかはそんな所に住んでみたいと死ぬまで思う事でしょう。
と言うのも、今の工房の環境がそれと正反対になりつつあるからです。

名古屋、岐阜、多治見、どこにも1時間かからずに行けて、すぐ前を県道、
少し離れた所を国道41号線が走っています。車は24時間走るし、事故も多いです。

近くに自衛隊と名古屋空港があるので、空には離着陸する低空飛行の飛行機が飛んでいます。
(名古屋空港はもうすぐ無くなりますが、貨物便は継続して飛ぶみたいです。)

良く言えば便利だし、大きい音の出る機械を回しても苦情が来ない所ですが、
出来るなら静かな所へ行きたいものです。
 
2003年9月25日
私が1年間学んだ木工科の先生は、今は大学で教える傍ら色々な所で先生として活躍しています。
その先生が留守の間につづや工房を訪れて下さった様子。

会えなくて残念でしたが、新聞の切り抜きのコピーを頂きましたのでその一部を紹介します。

 少にして学べばすなわち壮にして為すことあり
 壮にして学べばすなわち老にして衰えず
 老にして学べばすなわち死して朽ちず

江戸時代の儒学者 佐藤一斎 の言葉のようです。
 
2003年9月22日
近に住むHさんから、「船大工が作った木の風呂桶があるから、これを二つに切って本棚を作って欲しい。」
という依頼がありました。見に行くと35mm厚のマキの板を使ったしっかりした作りの物です。

二つに割って縦に積めばおもしろい本棚ができるだろうと思い、工房へ持ち帰り、暇な時にやろうと隅に置いて
おきました。今日それを何気なく見ていたら、なんと木のはぎつけに船くぎが使ってある!しかも、それが丁度
切る所に片面5本も通っている。

…もうお手上げである。

丸ノコの刃をつぶすか、木と鉄が切れる刃物でもないかなと思案中です。
 
2003年9月20日  
今日からMさんのテーブルの制作に取り掛かりました。
Mさんはプロダクトデザイナーですが、自分で窯を持ってふくろうや
ウサギ等の陶器の作品を作る陶芸家でもあります。

そのMさんが陶器で脚やチギリを作って、つづや工房が板を作る…
という、言わば共同制作的なテーブル作成ですが、デザインの
ほとんどはMさんが行います。

Mさんとはもう長い付き合いで、色々な仕事をさせてもらっていますが、
テーブルを作る時にいつも苦労するのはそり止めです。デザイン優先だと
そり止めなどない方がいいし、作るほうは先々反るんじゃないかと心配だし
作るたびにビミョウ?な心境になります。

ただ、あまりに木はこうでなくてはいかんと硬くなりすぎる我々木工家より、
柔軟な頭でデザインするMさんのアイデアは新鮮で勉強になります。
ダイニングテーブル
 
2003年9月10日  
作家さん紹介シリーズ 第1回

「ふくろう作家 高橋義信氏」 (ふくろう工房「創」:岐阜県可児市)

岐阜県可児市のふくろう工房「創」にて、ふくろうを題材とした木工製品等を
創作しています。元々、ふくろうコレクターだった高橋さんですが、集めるだけじゃ
満足できなくなり、自分でふくろう関係の作品を創作するようになりました。
現在は木工製品が多いですが、今後は電気窯を用いた焼き物にも挑戦したい
そうです。

※ 現在の所、あくまで趣味の段階という事で一般販売は致しておりません。
ふくろう工房「創」
 
2003年9月8日  
Sさん宅のケヤキの座卓、脚の加工も終り。そり止めに木の塊を
つけるような構造だけど、出来てみるとおもしろいデザインです。

制作中に注文者のSさんが工房を訪れました。待ちどおしいから
見に来たとの事。わかるその気持ち。なんせ板を選んだのも、
脚のデザインも本人なんだから…。

暑さも少しおさまったかなという一日でした。
ケヤキの座卓
 
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